_ 偶然、またマッサージに行った直後の更新で。
_ 最近は、三島由紀夫を読み出している。新聞の「この作家のお勧め三冊」みたいなコーナーに、三島由紀夫の『サド侯爵夫人・わが友ヒットラー』が挙げられていて、何となく読んでみたら、戯曲なんだけど、面白いというか、問題提起とか、作者の挑戦とか意図がはっきりしていて、それにつられて、普段自分がまったく意識しないようなことを難しく考えさせられたりしていました。
_ そのあと星新一の『ボンボンと悪夢』を読んだら、これまたショートショートなんだけど、三島由紀夫と対極と思えるぐらいに違っていて、ほっとしたというか、平和な雰囲気で何も考えなくて読めるし、2人の作家の性質?志向?がまったく違っていて、それは私ともまったく違うし、興味深く感じました。
_ それでも、星新一を読んでいたら、やっぱり難しい人の話も聞いてみたくなり、今は、三島由紀夫の『宴のあと』を2回読み終わったところ(最近は2回ずつのんびり読むようにしている)。またまたいろいろなことを考えるきっかけともなり、ほかの作品も読んでみようかな、という段階です。
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