_ その後ずっと読んでいるのは『真田太平記』(池波正太郎/新潮文庫)。第1~12巻まであって、一冊の厚さもあり長いので…行きつ戻りつしながら、大河ドラマの「真田丸」も終わってしまった今年になってようやく読破。
_ だけれど本屋に行く時間がなかったので、また第一巻を読み出したら、これがまたけっこう面白く読める。登場人物が多いので……それぞれの人物の重要性が最後まで読み切ってようやく見えてきた感じだけれど、最初の頃の話はもうすっかり忘れているという…。そんな新鮮な感じでなかなか進まずまだ2回目の第一巻。
_ でもこの間、戸棚を整理していて昔のメモ帳をもう捨てようかと見ていたら…なんと、さる方からのおススメ一覧として『真田太平記』をメモっていた事実が判明。同じときに、やはり池波正太郎の『剣客商売』シリーズも薦められて、ひとしきり夢中になって読んでいたのだけれど、、これまたシリーズもので長くえんえんと続く大作で、そのうちにその方とはすっかり疎遠になってしまって読書談義が続くこともなく。。
_ そのときに『真田太平記』もお薦めいただいていたとは……。もうあまり互いの人生が交わる機会がないであろうと思われるその方に改めて感謝! そして今回、そのメモにもうひとつ、『海狼伝』(白石一郎/文春文庫)の文字を発見。
_ ということでお掃除した自分もほめつつ2回目『真田太平記』も進めながら、次は『海狼伝』!と決めた早月です。
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