_ お掃除中に発見したメモから、『海狼伝』(白石一郎/文春文庫)を読むことになりましたが…何の前知識もなく読み始めたら(まぁタイトルから「海モノ」という予想はつきますが)、「海賊モノ」でした。
_ 海賊モノというのは今まであまり読んだ記憶がないのですが…これがめちゃくちゃ面白い!何というか……私にとっての海は、眺めて癒されたり、海水浴で波と戯れるもので(実はこれは大好きで、人目とか日焼け後のお肌トラブルがなければ1日中楽しめます!)、その海を足掛かりに生き抜いていったり、冒険だったりというのが、自分とはまったく異なる世界であるがゆえに、想像力をかき立てられるし、ハラハラドキドキ、わくわくさせられる感じです。例によって2回通して読んで、その後、人にもおススメしてレンタル中です。
_ 一応『海狼伝』の物語は完結しているのですが、主人公とその周囲の人たちの波乱万丈はまだ始まったばかりというようなところなので、続編とされる『海王伝』(白石一郎/文春文庫)も、これはもう読まなくちゃ!ということで、すぐに読み始めました。
_ 続編と言っても、ぜんぜん別の場所(山奥の小さな村?)にいる別の人から話は始まるのですが……これまたさらにスケールが大きく、予想がつかない展開で、またまた追われるように一気に読み終えてしまいました。
作者はもう亡くなり、『海王伝』に続編はない、ということです(驚)。
_ 『海王伝』の物語も一応完結しているのですが、「主人公と彼を取り巻く人たちの物語」を起承転結で考えると、その物語は『海狼伝』で始まって(起承)、『海王伝』では次のストーリー展開があったところなので(転)、起承転結の「結」の部分がないような状態に(私の中でということですが)なってしまっているのです……
(そしてまた私は立て続けに次の衝撃の事実に打ち当たることになるのですけれども、その話はいずれ改めて……?)
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おはようございます😃 <br>忙しそうですね。そろそろ更新かな?と楽しみにしています。あっ!ごめんなさい🙇。更に、忙しくさせちゃうコメントだよね。気長にお待ちしています。 <br>体調第一で、頑張って下さい🤗